一人当たりの採用費を2900円まで下げたミッション型採用

今回は、1人当たりの採用費2900円で
アルバイトを採用したミッション型採用という事例をご紹介します

これはミッションを語ることで人を増やすというやり方です

意外と皆さん無視するのですけど
これは採用においてとても重要ことを含んでいますので
ぜひ読んでください

人が働くという理由は、当然、お金のためというのはあありますが
最終的に働く意味とか目的とか
仕事をする理由というのがやはり必要になってくるんです

例えば、そういう理由がない中で働いていると
いま時給1000円で、時給1100円のところがあれば
そっちの方がいいじゃんとかになったりしますよね

仕事を探す時にも
仕事内容と待遇とかだけをみて
決めるみたいになってきます

でもそこにミッションを伝えられると
待遇以外の働く理由を示すことが出来るんです

薄利多売なビジネスモデルの会社であれば
やはり、そんなに給料も良くできないし

最低賃金くらいの給料しか払えないうえ
労働も過酷であるという会社さんも
結構いらっしゃると思うんです

そういう不人気職種において
結局その職種というものが
求職者にとってどのように意味のある仕事なのかっていうことを伝える

会社のミッションとか
事業のビジョンとか
そういうものを明示して

あなたがこの会社にはいって行うことは
地域や社会にこういう意味があるんですよ

こういう人たちを笑顔にするためにあるんですよ

みんなが支え合い、助け合うことを助ける仕事なんですよ

自分の産業とか会社とかお店とかが
求職者に与えられる社会的な意義、
この仕事が求職者にとってどんな意味があるのかを

求人の応募とか
求人票とか
求人のチラシとか
ホームページの求人ページとか
そういうところにしっかりと書くんです

すると、不人気職種の会社においても
求職者からの反応がすごく変わっていったんです

それまではスタッフ大募集とか
今やったらやった分だけ稼げる仕事ですとか
そんな言葉しか書いてなかったので
まったく反応なかった求人に対して

その仕事のミッション
何のためにその仕事が存在するのか
あなたはこの仕事を通じて社会でどんな役に立つことができるのかという
こんな人のお手伝いをすることができるのが
こんな人を笑顔に出来るのが
この仕事なんですとつたえたことで
反応が全然変わってたんですね

私たち合同会社ONEは採用サイトをつくり
動画を使って、そういう求職者が知りたいこと、求めていることを
残らず伝え、その企業を選んでもらうという方法で実績を上げていますが

仕事を探している人が、仕事を選んでいる状態で
何を考えているかと言えば

「自分の人生の時間を投資できるところはどこか?」と考えているんです
それがなければ、お金と待遇で選ぶしかなくなってしまいます

その仕事において
自分がどのようになれるのかを
自分に何が出来るのかを
示すことで、求職者はあなたの会社を選んでくれるようになるんです。

今回の事例はアルバイト採用でしたが
人の心理というのはまったく変わりません

今回の施策の結果、採用費は
それまでスタッフを1人雇うのに
おおよそ1万円ぐらいかかっていたのが

このように採用に対してミッションを掲げてからは
1人当たり採用するのに
大体2900円ぐらいで取れるようになったんという話です

1万円が2900円だったらこれだいぶ違いますよね
1/3か1/4位まで下げられたという事例ですので

ぜひミッションですね
ぜひ採用に使っていただきたいんですが

ひとつ気をつけていただきたいのが
ホームページに書いてあるミッションをただ伝えるのではなく
求人の時はミッションをちょっと変えてほしいのです

例えば事業としてのミッションをそのまま伝えると
「事業を通して地域の皆様の健康を作ります」
みたいなことをそのまま伝えても

働く人にとってはちょっとチンプンカンプンですよね

健康系の仕事というのはわかるけど
自分がどうなるのかはイメージできない

地域のお年寄りの運動を、
あなたがサポートすることで笑顔になってもらえます

こんな風な投げかけに変えてみたりすると
相手もピンとくるので
「わたしもおばあちゃんがいたから
お年寄りを笑顔にする仕事をやってみたい」
というように反応してくれます

そうなったとき
まったくゼロではありませんが
給料の高い低いはさほど問題ではなくなっています

自分も世の中のためになる仕事に参加したい

そう思ってもらうような言葉でミッションを伝える
そこがちょっとしたコツになりますので
ぜひ求人に活かしてください。

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jastone

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