1年で300人超えの応募を獲得したジョブ型雇用の秘密

今日の事例は
というところで

これちょっとね
屋根屋さんなんですよ
あの屋根専門のリフォーム屋というのがあって

そこで
やっぱ人がいないというところで
手伝いをした事例ですが

これですね
1年で応募が300人

で必要な人は5人くらいでした
5人に対して300人の応募が1年で集まるみたいなことが起きました

で、何をやったのかというと
それがねジョブ型雇用っていうねやり方です。

ジョブ型雇用って
どういうことかっていうと

分かりやすく言うとですね
仕事の細分化みたいなもんなんですよ

例えば事務の仕事
今までだったら事務ってなったら
例えばじゃあ経理もあります
請求書もあります
見積書もあります
給与計算も
年末調整もあります
入社手続きもありますとか
その他にも何々がありますと
ほかに銀行業務ありますみたいな感じで

事務という仕事は
これらの仕事を全部やるのが事務ですというのが
今での概念でした

そういうところ多いと思いますが、

だけどジョブ型雇用っていうと
例えば、
この仕事だけの人とか
この仕事だけの人っていう感じで

仕事を細分化して
それだけを雇っていくというやり方なんですね

でこれが何で効果的なのかというと
例えば事務の様々な仕事を
これら全部やれる人が来たらいいのですが

だけど
あれもこれもどれも全部がすごくやれる人なんていうのは
なかなかいないわけですよね

だけどこれはすごく得意だよみたいな人って
結構いるものです

だから事例の屋根屋さんっていうのはどうしたのか?というと

何やってもやっぱねなかなか集まらなかったんで
事務の仕事なら事務の仕事で細分化をして

それぞれの事務のここをやれる人を募集ってやったんですね

例えば屋根屋で現場の作業でいうのであれば
屋根の測量みたいな仕事があったんで

屋根の全部ができる職人を募集するのではなくて
この測量のところだけやってくれる人を募集しますと
測量業務ができる人だけを雇おうということをやってみたら
すぐ応募がありました

で、これは何でかっていうと

もう屋根の仕事の職人から引退してるんだけど
でも暇だからちょっと働きたいなみたいな
元職人みたいな人って結構いるんですね

そういった人たちが応募してきてくれたわけです

職人として全部をやるには
重いもん持ったりしても危ないから
もうやりたくないんだけど

測量だけだったら
自分の今までの経験活かせるしみたいな感じで
応募が集まったわけです

事務の例でいうと
見積もり作成と請求書の作成と発行業務とか
そういったところだけをやれるパートタイムの人とか
そこだけやる人を募集するわけです

そうすると元々事務やってたんだけど
出産期に仕事を辞めて
そろそろ復帰したいなみたいな気持ちはあるんだけど

フルタイムで働くのはまだちょっと厳しいなみたいな人がいるんで

そういった人たちが
「これだったら子育てとか家事しながら
自分が過去やってた強みを活かしてやれる仕事だからすごくいいじゃん」
みたいな感じで応募が増えるというわけです

もちろん全部ができるプロフェッショナル
すべての仕事を網羅してできるひとを雇うのが一番いいんだけど
なかなかそういう人材っていないので

であれば、何やってもなかなか人が集まらないっていうのであれば
仕事細分化して、その仕事ごとのジョブ採用というのをやると
すごく効果的ですので覚えておいてください。

実は今、欧米では
このジョブ型採用の方が一般的になってきたりとかしていますので
おそらく日本もそうい流れになって来ると思います

すでに一部の大手企業は
ジョブ型採用っていうのを積極的に導入し始めてたりしてますので
多分これは一つの流れになってくると思います

もちろん全部の会社にこの手法が合うかどうかわからないです

このジョブ型採用のデメリットをあげると
まずディレクションコストがかかるという点です

今までは全部を10個の仕事全部をひとりでやっていたのを

これを全部細分化しちゃったら
10人がジムの仕事をやることになっちゃうわけですよね

1個1個、一人一人ということになると
これを統括する仕事が当然必要になってきます。

ですのでディレクションをする側の
采配や能力というものが必要になって
当然負担も大きくなります

だけどそこを自分自身で
ちゃんとやれるんであれば
このジョブ型雇用っていうのも一つを選択肢になると思います

ジョブ型雇用ですね
ぜひ検討してみてください。

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jastone

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